はじめに
デッドリフトによるギックリ腰でお悩みですよね?
実は、この記事で紹介する『デッドリフトのギックリ腰正しい対処法』を実践すれば誰でも安全に、指一本腰に触れずともギックリ腰を改善することが出来ます!
なぜなら僕自身も過去に歩けなくなるほどのギックリ腰を2度経験して、これを実践することで3日後にはほぼ9割改善、1週間以内には完治しています!
この記事では、デッドリフトによるギックリ腰になった瞬間から完治するまでを時系列に沿ってお話します!
記事を読み終える頃には、ギックリ腰が怖く無くなって、しっかりと改善するプロセスがイメージできるようになるでしょう!
記事を書くのはこの人
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目次
デッドリフトでギックリ腰になった時に実践して欲しいこと【5つ】
デッドリフトでギックリ腰になった時には、この5つのことをしっかり守って実践して欲しいと思います!
実践して欲しいこと【5つ】
- ギックリ腰だと思ったら即筋トレを止める
- 翌日歩ければ整形外科へ行く
- 処方された痛み止め(NSAIDs:非ステロイド性抗炎症薬)を処方通り飲む
- 安静<活動性を維持する
- 日常生活で痛みがなくなったら軽い負荷から筋トレ開始
結論まとめるとこんな感じです!
ギックリ腰だと思ったら即筋トレを止める
デッドリフトをしていて、「ピキっ!」腰が雷に打たれたかのような衝撃が走ります…
悲しいかな、ギックリ腰はある日突然やってきます…
ひどい場合は腰が抜けたような感覚があり筋トレが継続することが困難な状態の時もありますし、時にはその一瞬痛みが走り軽くストレッチをすると少しだけ寛解することもあります。
このような時に絶対やってはいけないのが、これ以上腰に負荷をかけることすなわち『筋トレを継続することです!』
腰は損傷したその瞬間よりも、少し時間差をおいて痛みが増強することが多いです。
これ以上腰の状態を悪化させない為にも、ギックリ腰かな?と思ったら筋トレを即止めて自宅へ帰りましょう!
翌日歩ければ整形外科へ行く
ギックリ腰を起こしたのが夜であれば、翌日には朝起きた時には大抵、人生で最高クラスの激痛が待っています。(僕の場合は、歩くと腰に激痛が走り膝から崩れるような状態でしたw)
ギックリ腰をすると恐らく靴下を履くのがこの世で一番辛い作業となります…
大抵の場合、ギックリ腰の翌日は動けなくて仕事を休む方が多いと思いますが。
朝起きてから、少し時間が経ってくると身体が温まってきて立ってられるようにはなるはずです、もし歩けるようであればまずは『整形外科に行きましょう!』。
実はこれには理由が2つあります、
整形外科に行く大事な理由
- その1:重大なケガがないかを確認してもらう
- その2:痛み止め(NSAIDs:非ステロイド性抗炎症薬など)を処方してもらう
重大なケガがないかを確認してもらうとは?
『たかがギックリ腰、されどギックリ腰…』
ギックリ腰は、その状況や経験からそのような名称が使われていますが、正式名称は【急性腰痛 きゅうせいようつう】と言います。
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実は急性腰痛で整形外科を受診する一番大事な理由は、レッドフラッグを確認すること、下肢の神経症状がないことを確認することなんです!!
レッドフラッグとは?
腫瘍や感染、骨折と言った重篤な疾患を示す兆候のことを言います。
僕も含め一般人は…
なんて思ってしまいがちですが、実はそこが第一の落とし穴!!!
自己判断して、腰痛がなかなか改善しないと思ってたら実は骨折してた、なんてことは少ないにしても高重量のデッドリフトではあり得ない話ではありません。
他にも腰を痛めたと同時に、太ももや足の遠位部の方まで症状が出ていて腰椎椎間板ヘルニアだったとか…
怖がらせるようで申し訳ない気持ちもありますが、実際そうなるとちゃんとした医学的な管理が必要となるのでそういう疾患・ケガがないかをしっかりはじめに見てもらっておくというのが超重要ということになります!
診察で現状ではレッドフラッグもない、下肢の神経症状もないということを確認してもらえればひとまず安心ですよね!この安心感というのもギックリ腰が良くなる大事な要素だと個人的には思います!
痛み止め(NSAIDs:非ステロイド性抗炎症薬など)を処方してもらう
ほとんどの場合、整形外科を受診するとロキソニンなどの痛み止めをもらうと思います。
実際に整形外科に行って、レントゲンを撮って、診察してもらって、薬をもらう、なんか呆気にとられるかもしれません。
ただこの当たり前のことをしっかり守れるのか?が第2の落とし穴です!
整形外科で処方されるロキソニンなどの痛み止めのことを、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)と言います(もしかすると個人によっては処方される痛み止めが異なる可能性もあります)。
実は2019年の腰痛診療ガイドラインによると、薬物療法の中でもNSAIDsはギックリ腰のような急性腰痛に対して
腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版)では…
- 推奨度が1(行うことを強く推奨する)
- 科学的な根拠であるエビデンスレベルもA(強):効果の推定値に強く確信がある
と、最も高いレベルで効果や安全性が実証されている治療法です!
中には「痛み止めを飲んだら痛みを消すから、動き過ぎてしまうんじゃないか?」「根本的な解決にはならないんじゃないか?」って思う方も思うかもしれませんが、強く言いたいのは痛み止めは…
ココがポイント
痛みを適切に管理するもの
であるので、ちゃんと体の状態に合わせて処方された通りに痛み止めを飲みましょう!!
安静<活動性を維持する
結論、ギックリ腰になったら可能な範囲で動きましょう!
もちろんギックリ腰をした日(1日目)や2日目の朝というのは、動けないので無理に動く必要はありませんが…、歩けるようになって整形外科に行って、その後くらいからの話ですね!
これは過度に動け!とか無理に動け!とか言っている訳ではなく、極力普段通りの生活を心がけましょう!ということです。
普段通りというのは人によって違うとは思いますが、仕事以外の時間というのは過度に安静にせず適度に動くという意味です!
先ほど痛み止めは、『痛みを適切に管理するもの』と言いましたよね?
痛みを適切に管理しながら、普段通りの生活、活動性を維持するということが大切なんですね!
僕の経験で申し訳ないんですが、痛み止めを飲めば恐らくギックリ腰をした翌日以外は割と動けるようになってくるはずです(ケガした日を1日目とするなら3日目くらいから)。
もちろん靴下を履く、前にかがむ動きなんかは違和感や痛みがあって満足に出来ませんがw
活動性を維持することは、腰痛診療ガイドライン2019にも…
ココがポイント
急性腰痛に対しては安静よりも活動性維持の方が有用である
とされています。
こういうことからも安静<活動性を維持することがギックリ腰の改善にとっても大事だということがわかります!
日常生活で痛みがなくなったら軽い負荷から筋トレ開始
では最後に筋トレ復帰に向けてのアドバイスをしておきます!
ここまで話してきたことをちゃんと実践すれば、個人差はあると思いますが3日目もしくは4日目の朝には随分と腰が楽になっていることを感じるはずです。
ただここで筋トレを始めるか否かは…
筋トレ復帰の判断基準は?
- 医師のアドバイスを参考にする
- 日常生活上の支障がなくなった
この2つがポイントだと思います!
整形外科に受診している訳ですから、ぜひその時に「筋トレを始めるのはいつくらいから大丈夫ですか?」というのは聞いておくと良いと思います!
次はいつ来てくださいね!とか言われていれば、再診の時に聞くのもいいと思います。
そして個人的には日常生活上の腰の違和感がなくなれば、徐々に再開してもいいと思います。ただし、筋トレ復帰時には極軽い負荷から始めましょう!
筋トレが出来る喜びでついつい負荷をかけ過ぎてしまうというのは想像がつくので少しずつです!
まとめ
まとめ
- ギックリ腰になったら即筋トレを止める→被害拡大しないために冷静に対処しよう
- 翌日には整形外科に行こう→ケガの状態を確認、痛み止めを処方してもらう(ちゃんと処方通り飲む)
- 安静<活動性を維持する→可能な範囲で動くことで体力を維持しやすい
- 筋トレ復帰の判断は?→主治医のアドバイス、日常生活上の支障がなくなったを参考に徐々に復帰しよう
今回の記事を参考にして実践すれば、最短で3日くらいで9割改善、1週間後でほぼ完治させることが出来ます!
ただ年齢や性別、体力、仕事、暮らす環境にも改善に至るまでの期間はもちろん異なると思いますので参考までにしてくださいね!
焦る必要はありません、休むべき時間を神様がくれたと思ってゆっくり改善させていきましょう!!!
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